この記事では、マーケティングというものを学ぶにあたって大切にしていることを書いていきます。大切にしていることは、実は1個だけなのですが、
その1個がとても大切で、それをいつも僕は意識しています。ただ、その話をする前に他にも大事な話があるので、それもしつつ、マーケティングを学ぶコツを話していきたいと思います。
■目次
初心を持って学ぶ
まず、大事なのは初心を持って学ぶということです。あたり前のように聞こえるかもしれませんが、これができていない人はかなり少ないです。
勉強するというのは、まず第一に、自分のちからやスキルにするということだと僕は思うのですが、それすらしていない人がほとんどだと思います。
知っているだけ。とか勉強しただけ。とかいうのはあまり意味がありません。まずは、0からやるんだという意識を持った上で、マーケティングというものを学んだほうが、絶対自分のちからになると思います。
マーケティングと言う言葉を知っている人は多くても、深く理解して、自分でやり続けられる人はほとんどいません。

でも、そんなことをしていると、ちょっと知ってるぜ俺は。みたいな人に出会うこともかなり多いです。聞いたことあるとか、本で読んだことがあるとか。
でも、そういう人でうまく言ってる人を見たことがありません。そういう人って結局、実践しないことが多いんですね。というのも、「あ、知ってる」ってなって終わりがちなので。
という感じの話をした上で、まずは0になってこの記事を読んでみてください。そうするとマーケティングをやろうって思えるようになる可能性がとてつもなく上がると思います。
マーケティングを学ぶたった1つの「ポイント」
じゃあ、マーケティングを学ぶポイントってなんなのかというと、「真似する」っていうことなんですね。
「え、そんな単純なの?」って思うかもしれませんが、結局最初0から売上の施策を考えるのは、結構難しいし、無理な場合が多いんですね。
発明品って言葉がありますが、基本的に最近の発明品は、既存のものと既存のものを組み合わせたものがほとんどです。実は、真似するっていうのは、この話に限ったことではなく、

いくつかのプロモーションなどを見てみて、どういう話の流れになっているのか、どういう理由付けなのか。どういう商品をどういう魅せ方でやっているのか、など。
そういうのをまずは見てみて、知ってみる、そしてそれを真似してやってみる。ということがマーケティングのすべてのスタートになると思います。
でも、普通の人は真似するのはよくないと思う場合がほとんどです。僕もそうでした。でも、あまり考える必要はありません。もちろんコピペはよくないですが、流れを真似すれば、学べるのです。
真似の質を高める
で、真似をするということを知ることができたあなたが次にすることは、「真似の質を高める」ということです。
ただ何も考えずに真似するだけでは、なんとなくのイメージを掴むことができたとしても、それ以上前に進みません。真似をただするのではなく、真似をするレベルをあげようということです。
じゃあ、何を考えればいいのかというと、そのマーケティングの流れ、売り方はなぜそうなっているのかを考えるということがとても大切です。
そして、その「なぜ」の部分を明確にしながら、自分なりのマーケティングを構築していくということが非常に重要です。そのマーケティングが、なぜその流れなのか、なぜこのタイミングでこの話をするのか。
なぜ、こういう流れで話が進むのか。すべての行動や言動に、糸口があるはずです。それを探して、理解していくという作業をしていくことになります。
真似事の本質は「意図を掴むこと」と理解しておくのもとても大事です。その結論になった意図を知ることこそが真似するということです。
1+1は2ですが、ただ2ととらえるのではなく、なぜ1+1が2なのかというプロセスや意図のほうに目を向けないといけないということです(極端な例かもですが)。
作家に、芥川龍之介という人がいますが、この人も、作品を真似するところから始めるらしいです。要は真似をするというのは、何にも通ずるし、もちろんマーケティングを学ぶにあたっても通ずる。
他にも方法はたくさんあるかもですが、とりあえずこれ1つを抑えておけばいいということです。
「誰かと比べる」が正義
これは、マーケティングから少しそれてしまうかもしれませんが、真似ごとに似ている言葉として、比べるという言葉があります。基本的に、幸せに生きていくのであれば、
平均と比べるということはあまりしないほうがいいです。平均とはメディアとかが作り出したラインにすぎないので、別にあまり比べる必要なんてないわけですし、
平均になってもあまり幸せになれません(平均年収を思い浮かべるとすぐわかると思います)。
ですが、誰かと比べるということは、結構大事かなと思いますし、うまく活用したらかなりプラスにはたらくかと思います。ただ、ポイントとしては、楽しく使いましょうということです。
誰かと比べて、「あ、俺は全然だめだ」とかネガティブになるのはよくないということです。同年代で、自分よりがんばっているとか、うまくいってる人がいれば、俺も頑張ろう。みたいにポジティブに捉えるのがとても大事です。
マーケティングでも同じで、自分の思いもしないアイデアでマーケティングを仕掛けているパターンは、かなりたくさんあると思います。それを知ったときに「俺もこれをうまく使ってやろう」って思うことがとても大事です。
数字を示せる人間になる
そして、マーケティングなので、数字で示せる人間になるというのがとて大切になってきます。売れそうだという主観で考えるより、実際いくら売れているのか、
どれぐらいのコンバージョンがでているのか、などを数字で見ていく必要性が出てきます。それがマーケティングでは非常に大事な考え方です。
マーケティングを学ぶのであれば、数字で判断することは非常に重要ですし、どんな仕事でも、数字で判断する場面はかなり多いのではないかと思います。
なので、真似をするときにぜひ意識しておいてほしいのが、数字で見るということなのです、真似するモデルも、ある程度数字がでているかどうかを判断材料にしたほうがいいかと思います。

数字で判断したものを真似する。自分も数字で語れるようになる。というのを知っておいてください。
絶対的な崇高者はいないと知る
いろいろなマーケティングなどを見てみて、真似をしたり、その意図をつかもうとすると、1つ知ることがあると思います。
それは、「絶対的な崇高者はいない」ということ、つまり「これが一番最強」というようなものはないということです。
この考え方は、非常に大事です。ただ、人間できれば頭を使いたくないし、楽したいので、何かよさげなやつを、最強と認識しがちです。でも、それではあまりよくないです。
ぶっちゃけ、最強のモデルとかはないと思っています。自分が最強になればいいと僕は思ってやっているのですが、他にでているマーケティングのモデルで最強のものはなかなかないんじゃないかって思ったりしています。
要は、結局自分で突き進むしかないということが言いたいのですが、だからこそ、絶対的な崇高者はいないと知っておいてほしいなと思います。
いろいろなマーケティングモデルからいいところをとっていって、自分のオリジナルを作成するというのが非常に大切です。
そして、これができるようになると、あなた自身の成長スピードはとんでもなく上がると思います。そもそも、これができるということは、相手の行動の意図、要はその深い部分を知ることができます。
そうすると、それを自分に落とし込むことも意外とできるようになります。そうすると、相手のいいところを自分のものにすることができるようになるのです。
真似をするという話をしてきましたが、真似をする先が、相手です。相手の意図を掴んで、自分のものにする。これを繰り返すだけであなたのオリジナリティが光ってくるということです。
努力の方向性を間違えないようにする
ここまでできたら、あとは、努力の方向性を間違えないようにするだけです。
あなたがなんのためにマーケティングを学ぶのか、目標は人それぞれだと思うのですが、とりあえず共通すると思うことが一つだけあって、「売上を増大させる」ということだと思います。
じゃあ、マーケティングを学ぶのは、売上を10万から100万、1000万、1億と上げていくためになるかと思います。まずは目標を決めましょう。目標についてはこっちの記事に記載しています。
目標の大きさが、自分の人生の大きさだと思います。まずはその大きさを決めたら、その目標を達成するための行動目標を決める。で、スタートです。
でも、もちろん、この行動目標は、間違えると絶対に目標達成につながらないです。努力の方向性を間違えないというのは、要は行動を間違えないということです。
じゃあ、その行動があっているのかを確認しやすいのが、上で書いた数字で示すということ。そして、もう一つ大事なのは、効率化しすぎないことです。
地道に積み重ねて数字をあげていこうということです。これを忘れないでください。超めんどうですが、結局これが一番はやいと、僕は3年4年ビジネスをしてきて気づきました。地道にやるのが最強に速いです。
そして、もう一つ、努力の方向性を間違えない方法。それは、最初に書いた真似をするということです。人に聞くのもいいと思います。
そうやって、走る道とゴールを自分で明確にする、そうすると努力の方向性は間違えずに進めるんじゃないかと思います。
まとめ
マーケティングを学ぶというのは、結構面倒かつ大変な作業にはなるかと思いますが、積み重ねて間違えず学ぶことで、しっかりとした自分の資産になるかと思います。
これを期に、挫折していた人も、学ぶか迷っていた人も、興味をもって見ることから初めてみるといいかなと思います。