今回は、「初心者でも独学でプログラミングが学べる」と話題の『Progate』について、学べる内容からどのようなことが出来るようになるかまでご紹介します。
僕自身も今このサービスを使って新しい言語を習得中なので、ユーザー目線での解説も交えていきます。
この記事を読み終えた5分後には、きっとプログラミングの勉強がしたくて仕方なくなっていることでしょう!
■目次
Progateとは?
Progateとは、株式会社Progateが運営するプログラミング学習サービスです。企業理念に『初心者から、創れる人を生み出す』と掲げられているように、プログラミング初心者でも本当に0から学ぶことが出来る内容になっています。
代表取締役の加藤 將倫さんは1993年生まれと非常に若いですが、その経営手腕から『Forbes 30 Under 30 ASIA 2018(Forbesが選ぶアジアを代表する30歳未満の30人)』に選出されています。
エンジニアとして第一線で活躍されながらも、経営者としてもその力を発揮されているんです。
さらに驚くことに、CEOの加藤 將倫さん、CTOの村井 謙太さんは、幼少期からガッツリプログラミングの経験を積まれてきたわけではなく、実はプログラミングを学び始めたのが大学在学中だそうです。
これは、今からプログラミングを勉強し始めたいと思っている方にとっては、非常に励みになりますね!
Progateで扱うプログラミング言語一覧
Progateで学べるプログラミング言語は以下の14言語です。言語名と一緒に、どんな言語かも表にまとめてみました。
学べるプログラミング言語 | どんな言語なのか |
HTML & CSS | WEBページの見た目を作る言語 |
JavaScript | 多様な可能性を秘めたフロントエンド言語 |
jQuery | 効果やアニメーションを実装できるJavaライブラリ |
Ruby | 直感的に理解しやすく、高い生産性を誇る言語 |
Ruby on Rails5 | Webサービス開発に必須のRubyフレームワーク |
Python | 可能性が高く、機械学習などにも用いられる言語 |
Java | 大規模開発からモバイルアプリまで汎用性の高い言語 |
PHP | Web開発に適したサーバーサイド言語 |
Swift | iOSアプリの愛発に用いられるモダンかつ高速な言語 |
Command Line | コマンドを用いてコンピュータを操作する、開発では必須のアプリ |
Git | ソースコードのバージョン管理や共同開発を可能にするアプリ |
SQL | データの操作や分析にも使えるデータベース言語 |
Sass | CSSをより便利に効果的に操作する言語 |
Go | Googleが開発した人気急上昇中のサーバーサイド言語 |
Progateで無料でできること
十分すぎるほど色々なプログラミング言語が学べるProgateですが、サービスへのユーザー登録やアプリのダウンロードは無料でできるようになっています。
また、各言語のレッスン内容は『初級編〜上級編』や『レッスンⅠ、Ⅱ、Ⅲ…』の様にレベルごとに分けられていて、基本的にどの言語も初級編やレッスンⅠなどの17レッスンは無料でレッスンを受けることができる様になっています。
無料だからと言って、そのレッスンの途中で「ここからは有料です!」みたいなことはされないのでご安心を。
実際に僕も最初は無料で使っていましたが、「本当にこれが無料なの?」と思ってしまうくらい内容もわかりやすく、しかも初級編なので基礎の部分もきっちりと学べる流れになっていました。
有料にするとどうなる?
Progateには、無料会員と有料会員の2コースがあり、有料会員は月額980円(税込)で利用することが可能です。
有料会員になった場合は全てのサービスが利用可能になります。
先ほども説明した通り、無料会員の場合はそれぞれの言語の基礎レベルの17レッスンを受けることができるのですが、有料会員になれば全てのレッスン(66レッスン)を受けることができる様になります。
例えば、『HTML&CSS』の場合、無料会員だと、学習コースの『初級編』しかレッスンを受けることは出来ませんが、有料会員の場合は、これにプラスして、学習コースは『中級編・上級編』、
さらに道場コースでは『初級編〜上級編』まで6つのレッスンを受けることが可能になります。
内容的には、学習コースの『初級編』がHTMLとCSSの言語の基礎中の基礎を解説してくれて、『中級編』からは実際にデモサイトを作りながら実践的な内容が学べます。
また、道場コースでは、学習コースで習ったことを活かして、流れに沿って1から自分でサイトを構築していきます。さらにはコードが合っているのかのチェックなどもしてくれながら、
0からサイト構築とデザインが学べるので、「プログラミングって難しそうだけどやってみたいな」と思っている方にはかなり充実感のある内容だと思います。
Progateのレッスン一覧を載せておきます。(参照サイト:https://prog-8.com/lessons/info)

※ちなみに、有料会員への登録にはクレジットカードかデビットカードが必須なのでご注意ください。
実際にやってみた感想
冒頭でもお話しした様に、僕も実際にユーザーとしてProgateにはお世話になっているんですが、Progateで学んでいくとインプットとアウトプットが高速で行えるので、かなり効率的にプログラミングの勉強ができるなという印象を受けました。
実際にこんな感じで、自分でコードを打ちながら進めていきます↓


Progateのレッスンは内容もわかりやすく解説してくれてて、さらに見た目もとても綺麗で読みやすいので、元々HTMLとCSSを別のサイトで独学で習得していた僕でも、改めて理解を深めるのに最高の教材でした。
また、Progateのマイページからはレッスン一覧が見れるようになっているんですが、その中の『目的別一覧』と言うところでは、目的に応じて必要な言語とその言語のレッスンをひとまとめにしてくれているので、
「何から勉強したらいいかわからない」という初心者の人でも勉強が進めやすい工夫がされています。
まずは、『目的別一覧』から、自分のレベルや将来やってみたいことに照らし合わせながら進め方も考えてみましょう。
Progateは有料のほうがいい理由
「結局、無料会員と有料会員、どっちがいいの?」って話ですが、結論から言うと圧倒的に有料会員がおすすめです。と言うより、無料で受けれる『HTML&CSS 初級編』とかをやってみたら、間違いなく次に進みたくなって月額登録をしちゃうと思います(笑)
もちろん、「今後プログラミングなんて全く必要ないです」と言う人には、まず無料会員で「プログラミングってどんなものなのか」という部分だけを掻い摘んで進めていけば大丈夫ですが、
今後「ネットを使ってフリーランスになりたい」と考えているのであれば、ある程度プログラミングの知識は持っておいた方が色々と役に立ちます。
また、HTML、CSS、Ruby、JavaScriptあたりのスキルを高めていくと、クラウドワークスなどでサイト作成の仕事を自分で取ってきてこなせる様になります。
Progateの有料会員で学べることは、そのレベルまで行くためのプログラミングの入り口として最強のサービスだと感じています。
プログラミングが全くの初心者で自分にできるか不安と言う人も、将来の可能性を広げるための1つの手段として上にあげたあたりの言語は一通り全てのレベルを勉強してみることをおすすめします!
有料でも月額980円で安い
「スマホアプリやネット上のサービスに980円は高いな」と感じてしまう人もいるかもしれませんが、僕は実際にProgateを使ってみて「安すぎる」とすら感じています。
実は、独学以外の方法でプログラミングの勉強をするのってめちゃくちゃお金がかかるんです。
例えば、プログラミングスクールとして有名なTECHCAMPで学ぼうとすると、月額12,800円〜でそれとは別に入会金が128,000円かかります。(コースやカリキュラムによって金額は異なります)
この場合、1年かけてプログラミングを勉強するとなると、最低でも30万円近い費用が必要になってきます。
もちろん、わからないところをSkypeや対面で教えてもらえるというメリットはありますが、それはProgateの全てのカリキュラムをやりきって、さらにスキルを伸ばしたいと思った時でも全く遅くはないですよね。
Progateでは、月々たった980円で全てのコンテンツが利用可能になりますし、この全てのコンテンツをマスターしちゃえば、プログラミングを使った仕事が個人でも取れるくらいに力は付きます。
しかも、そういった仕事はかなり単価が高い割に、ライバルが少ないのでこれからフリーランスになりたい人にとってはかなり狙い目です。
そう考えると、お金になるスキルをたった980円で身につけれるのは安く感じちゃいますよね。
ひたすら量を繰り返しこなせる体制
Progateでは、1つのレッスンが終わるごとに、次に進むか、もう一度そのレッスンを復習するか、選ぶことができます。
また、一度レッスンが終了したところでもいつでも復習することが可能なので、道場コースで実践をやっていてまだ自力ではできないなとなった時でも、すぐに復習することが可能です。
なので、まず学ぶ言語を決めたら、初級編から上級編までとりあえず1周して、それを最低でも3周は繰り返すようにして行くとかなり力がついていきます。
なかなか一度では身につかないので、何度も繰り返しながら進めていきましょう。
プラグラミングの経験値をグッとあげることができる
Progateのレッスンをきっちりとこなして行けば、かなりプログラミングの力がついて、経験値もしっかりと上がっていきます。
それは、先ほどもお話ししたインプットとアウトプットを効率的に行なっていくからというのもありますが、やっぱり『自分でコードを書いてみる』という学習スタイルというのが一番大きいです。
さらに、それをステップバイステップでやっていくので、より力は付きやすいですね。
プログラミングでスキルを上達させていくとき、一番必要なのは『自分で書いてみる』という部分です。
僕もプログラミング初心者だった頃は、インプットをしてわかったつもりになっていたのに、いざ自分で何かを作ろうとすると全く手が動かないという事が何度もありました。
それをレッスンに沿って自然にやっていけるのがProgateの強みであり、経験値をあげる事ができる理由です。
プログラミングの上達で重要なのは、間違いなく経験値だと思います。
この経験値を積みながら、次は仕事を取ることも意識して学習してみてはどうでしょうか。
独学で進めやすい環境作りができている
プログラミングを独学で勉強するとき、一番問題になるのは挫折することです。
Progateはここら辺も、初心者目線に立ってうまく作り込まれているなと感じました。
まずレッスンの内容も、初級編は基礎から徹底的に勉強していきますが、とにかくそのレッスンが丁寧でとてもわかりやすいので、初心者の方が独学でやるのにも適しています。
またProgateでレッスンを進めていくと、各章の例題を解くごとに『経験値』なるものが貰えます。その経験値が一定たまると、自分のレベルが上がるというRPGゲームのような仕組みになっていて、
プログラミングの勉強をゲーム感覚で楽しめる、という工夫もされています。
ちなみに、例題を解くとき、どうしてもわからないところは、ヒントや回答を見て自分でコードを書く事ができるんですが、答えを見てしまうともらえる経験値が減っちゃいます。
もちろん、僕もどうしてもわからない部分が出てきたりすると、解答をみることはありますが、なんか悔しいですよね。
Progateには、ユーザーが楽しみながら、勉強も進めていける工夫がたくさんされているので、初心者の方でも独学でも進めやすいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Progateについても詳しく説明してきましたが、一番大事なのはProgateのレッスンをマスターすることではなく、それをマスターした後どういう風に使いたいのかを明確にすることが非常に重要になります。
ぜひこの記事を読んで、プログラミングをやってみたいなと思って貰えてたら、ぜひProgateで勉強してみてください。
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